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花粉症

花粉症は、特定の植物の花粉が原因で起こるアレルギー疾患です。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどが主な症状で、春先のスギやヒノキの花粉が飛散する時期などに多くの方が悩まされます。

花粉症の症状について

花粉症の主な症状は、以下の通りです。

  • くしゃみ・・何度も連続して出る
  • 鼻水・・透明でサラサラとした鼻水が止まらない
  • 鼻詰まり・・鼻が詰まって呼吸がしづらい
  • 目のかゆみ・・目がゴロゴロしたり、涙が出たりする
  • その他・・喉のかゆみ、皮膚のかゆみ、頭痛、倦怠感など

これらの症状は、花粉が飛散する時期に悪化することが多く、日常生活に大きな影響を与えることがあります。特に、鼻詰まりがひどいと、夜眠れなくなったり、集中力が低下したりすることもあります。

花粉症の原因について

花粉症の原因は、アレルギー反応です。アレルギーとは、本来、体に害のない物質に対して、体が過剰に反応してしまう現象です。花粉症の場合、花粉が体内に侵入すると、体が花粉を異物と認識し、IgE抗体という物質を作り出します。次に花粉が侵入した際に、このIgE抗体が花粉と結合し、ヒスタミンなどの化学物質が放出されます。これらの化学物質が、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状を引き起こします。
花粉症の原因となる花粉は、日本では、スギやヒノキの花粉が最も一般的ですが、その他にも、シラカンバ、ハンノキ、カモガヤ、ブタクサなどの花粉が原因となることがあります。複数の花粉に対してアレルギーを持っている人もいます。そのような場合は、一年を通して症状が現れることがあります。

花粉症の検査について

血液検査でアレルギーの原因となることが多いアレルゲンに対する特異的IgE抗体価を調べることで、何によってアレルギー症状が引き起こされているのか知ることができます。保険診療で調べることができるアレルゲンは13種類ですが、VIEW39という検査では、保険診療で同時に39項目の代表的なアレルゲンを調べることができます。VIEW39の項目は以下の通りです。

スギ、ヒノキ、ブタクサ、カモガヤ、オオアワガエリ、ヨモギ、ハンノキ、シラカンバ、ハウスダスト、ヤケヒョウダニ、ゴキブリ、ガ、アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア、ネコ、イヌ、ラテックス、卵白、オボムコイド、牛乳、ピーナッツ、大豆、ゴマ、小麦、ソバ、米、キウイ、バナナ、リンゴ、サケ、サバ、マグロ、エビ、カニ、豚肉、鶏肉、牛肉

花粉症の治療について

花粉症の治療法には、以下のものがあります。

  • 薬物療法・・抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、点鼻薬・点眼薬などを使用して症状を緩和する治療法です。
  • アレルゲン免疫療法・・アレルギーの原因物質である花粉を少量ずつ投与し、体を慣れさせる治療法です。

薬物療法は、症状を緩和するための治療法です。

  • 抗ヒスタミン薬は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状を抑える効果があります。一般的にアレルギーの薬、と言われる薬は抗ヒスタミン薬です。抗ヒスタミン薬はたくさんの種類があり、眠くなりにくい新薬が日々開発されています。
  • 抗ロイコトリエン薬は、鼻詰まりを改善する効果があります。
  • 点鼻薬・点眼薬は局所に直接使う薬です。
  • 患者さんのライフスタイルや過去に使って効果のあった薬などを問診でお伺いし、最適な薬剤をご提案させて頂きます。

アレルゲン免疫療法は、花粉症を根本的に治すことを目指す治療法です。花粉のエキスを少量ずつ舌の下に含んだりすることで、体を花粉に慣れさせ、アレルギー反応を起こしにくくします。アレルゲン免疫療法は、効果が現れるまでに時間がかかりますが、花粉症の症状を軽減し、薬の使用量を減らすことができる可能性があります。アレルゲン免疫療法の前には先述の特異的IgE抗体血液検査を行います。季節性の花粉症について、現在可能なアレルゲン免疫療法はスギのみであり、その他の抗原に対するアレルギーもお持ちの患者さんには効果が限定される可能性があります。

当院では現在、薬物療法を行っております。アレルゲン免疫療法は近日開始予定で、開始時にはホームページでお知らせします。

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